租税調査会研究報告第42号「欠損金に関する論点整理」の公表について (2025年07月30日 日本公認会計士協会)
日本公認会計士協会は、2025年7月17日に開催されました常務理事会の承認を受けて「租税調査会研究報告第42号「欠損金に関する論点整理」」を公表しました。
本研究報告では、法人税制上の欠損金に関して、過去の税制改正の経緯を考慮し、実務上の留意点等を取りまとめたほか、諸外国における欠損金に係る税制と我が国の制度との比較検討が行われています。
具体的には、①我が国における欠損金額の制度の概要、②自社で生じた欠損金に関する法規定、使用制限、③他社で生じた欠損金を自社に引き継ぐ際の法規定及び使用制限、④グループ通算制度における欠損金に関する法規定及び使用制限、⑤我が国の欠損金の繰越控除制度と海外における同制度との比較を視点として、会員が行う税務実務の参考となるべく研究報告がまとめられました。
(日本公認会計士協会 ホームページ
https://jicpa.or.jp/specialized_field/20250730ibc.html)